+ Episode 1 (イスタンブール編 Side:A)

 北の大地を飛ぶ

 ロシア上空を飛行中
 アエロフロートを利用したため、モスクワ経由でトルコを目指します
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 凍てつく大河

 川も完全に凍り付いている
 さすがロシア
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 氷雪の世界

 あたり一面、見渡す限り白、白、白
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 そこにある大聖堂1

 イスタンブール市内
 本などで見た有名なモスクが、ごく自然に、当たり前のように街中に存在しています
 しかも1つ2つでなく何個も・・・
 
 この光景だけで、イスタンブールという街のスケールに圧倒されます
 
 写真のモスクはアヤソフィアです
 お楽しみは最後に取っておく、というわけでは無いけどスケジュールの都合上、
 建物の中に入るのはカッパドキア,カイセリ,ネムルトとトルコ中をぐるっと巡ってきた後で、旅の終盤になってから・・・
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 そこにある大聖堂2

 今度はブルーモスクのミナレットが見えてくる
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 天指す大聖廟

 ついにブルーモスクがその姿を現す
 どっしりと鎮座したその佇まいは、イスラムのゆるぎない力強さを感じさせる
 
 これこれ! これが見たかったんですよ!!
 
 ブルーモスクは愛称で、正式な名称はスルタンアフメット・ジャーミィです
 ここも建物の中へ入るのは旅の終わりになってから
 今はぐっと我慢して先へ進む・・・
 
 このあたりは旅行会社や絨毯店の客引きなども凄まじい
 話しかけてくるもの全てを疑え!(そして相手にするな!!)
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 双対の大聖堂

 反対側を振り返ると、今度はアヤソフィアが飛び込んでくる
 盆と正月がいっぺんにやってきたような、何とも豪華な場所です
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 街のパン屋さん

 街角にあったパン屋に入り、まずは朝食をとる
 店内のテーブルを使わせてもらいました
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 朝食

 とりあえず、お腹に貯まりそうな肉の入ったパンをチョイス
 アップルティーが体を暖めてくれた
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 バスターミナル

 カッパドキア行きの今日の夜行バスチケットを購入するため、
 電車を乗り継いでイスタンブール郊外にあるバスターミナルを訪れる
 
 日本からのチケット手配ができなかったので、どうしても現地入手する必要があった
 満席とかで当日券が入手できなかったらとドキドキでしたが、全然余裕でした!
 カッパドキア行きを運行しているバス会社自体結構な数あるので、幾つかまわって価格や車両などを比較しても良い
 
 一体何社集まってるんだってくらい大きいです
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 露店ケバブ屋

 日本でも見かけることがあるケバブ屋さん
 肉がヒータの前につるされてクルクルと回されている。鶏と牛の2種類ある
 正式名称はドネル・ケバブ。ドネルとは「回す」「ねじる」といった意味
 
 バスチケットも入手して一安心したところで休憩がてら頂きました
 結構塩辛かったです
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 グランドバザール入口

 帰り道は途中の駅で下車し、グランドバザールを抜けてスュレィマニエ・ジャーミィへ向かうことにした
 写真は幾つかあるグランドバザール出入口のうちのひとつです
 
 グランドバザールは巨大な建物の中に幾つもの店が軒を連ねた構造をしているのだが、その規模が半端ではない
 歩き方によると、なんと4400軒もの店が存在しているとか!
 
 外見からは想像もつかないような、広大な世界がこの中には広がっている・・・
 撮影者:Km
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 行き交う人々

 グランドバザール内の一角
 建物の中は超複雑に入り組んでおり、その全容を把握するのは容易ではない
 ←こんな感じの光景が右を向いても左を向いても、進んでも戻っても、右折しても左折しても、ずーーーーっと続いています
 数分も歩けば、どこをどう辿ってきたとかいう思考がまず停止します
 
 初めて訪れた際はまず間違いなく建物内で遭難するでしょう
 けどここは「えいやっ」と身を投じて、イスラム文化の荒波に揉まれてみることをお勧めしたいです
 はっきり言って、凄く楽しいです!
 撮影者:Km
 Sony DSC-T30


 無限回廊

 遠くが霞んで見える・・・
 
 建物内には香辛料・肉・貴金属・絨毯・陶器・バッグなどはもちろん、
 下着や石鹸といった日用品や、他にもカフェ・両替所・モスクなどなんでも揃っている
 
 このカオス感がたまらんのですよ!
 迷路というか、ゲームでダンジョンを探検しているような感覚です
 
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 イスラム寺院

 スュレィマニエ・ジャーミィ側面
 グランドバザールを抜け、細い路地をさ迷いつつようやく辿り着く
 
 モスクの脇、道路を挟んだ向かい側にレストランが並んでいて、そこで食事も出来る
 モスクを間近に眺めつつの昼食もなかなか乙なものですよ
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 傍らに潜む幾何宇宙

 スュレィマニエ・ジャーミィのミナレットを真下から見上げたところ
 こんなところにもアラベスクによる美しい細工が緻密に施されている
 イスラム建築ではこのような美麗な幾何学模様がさまざまな場所で見られる
 フラクタル好きにはたまらない世界です
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 回教聖堂

 スュレィマニエ・ジャーミィの内部です
 天井から吊るされた無数の電球の淡い光がとても神秘的な雰囲気を作り上げている
 モスク初体験だったが、想像以上に衝撃を受けた
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 回教聖堂2

 ステンドグラスにもアラビア文字の模様が埋め込まれている
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 回教聖堂3

 モスク天井を仰ぎ見る
 電球を吊るすための無数のワイヤーが雨のように降り注いでいる
 
 よく見ると、天井のあちらこちらにアラベスク模様が埋め込まれていることに気付く
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 高台展望

 スュレィマニエ・ジャーミィ北東の敷地から海側一帯が見渡せる
 このモスクは高台に立っているので、見晴らしがとても良い
 逆に、向こう側から見てもこのモスクは結構目立っている
 
 高台を降りたところにある海(金角湾)に架かっているのがガラタ橋
 その奥がボスポラス海峡で、さらにその先にはアジア側のイスタンブールが見える
 さらに奥のほうにうっすらと、ボスポラス大橋も見える
 
 間違えやすいですが、ガラタ橋が結んでいるのはヨーロッパ側のイスタンブール同士です
 旧市街(こちら側)と新市街をつなげています
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 街中にそびえる尖塔

 ガラタ橋の左手には、ガラタ塔がそびえ立っているのが見える
 独特のフォルムで周囲の家々に比べて頭ひとつ飛び出ているため、妙に目立つ
 
 スュレィマニエ・ジャーミィの次は、このまま高台を下っていき、
 橋を渡ってガラタ塔を目指すことにする
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 モスクのある風景

 スュレィマニエ・ジャーミィの高台を下ってきたところ
 市内バスターミナル付近から撮影
 バス停があることもあって、人通りがかなり激しい
 
 奥にはガラタ橋の傍らにあるイェニ・ジャーミィが見える
 右側手前にあるのはリュステム・パシャ・ジャーミィ
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 市民の橋

 ガラタ橋は二層構造になっていて、一階部分にはレストランが並んでいます
 二階では欄干から釣竿を突き出して魚釣りをしている人が大勢いる・・・
 イスタンブールの人々の憩いの場と化しているようだ
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 モスクのある風景2

 ガラタ橋から今来た方向を写す
 先ほどまで訪れていたスュレイマニエ・ジャーミィが奥に見える
 ここの人たちにとっては当たり前の光景なのだろうが、ひどく贅沢な魚釣りに思える
 
 ところで、釣れているのでしょうか?
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 塔の麓

 ガラタ塔に到着
 建物の密集した中で、窮屈そうに建っています
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 仰ぎ見る古塔

 塔の頂上を仰ぎ見るとこんな感じです
 ビル幅の方が狭くて、隙間からその一部が垣間見える
 
 #白トビが激しいなぁ・・・
 
 塔の頂上が展望台になっていて、イスタンブール市街を一望できる
 もちろん登っていきますよ!
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 市街一望

 ガラタ塔頂上の展望台からイスタンブール市街を見渡す
 この一帯で最も高い場所なので、視界を遮るものも無く非常に見晴らしが良い
 写真左がアヤソフィア,右奥にあるのがブルーモスクです
 あいにくの雲天で空と同化しかかっているが、その奥にはマルマラ海が広がっている
 
 フレーム外ですが、本当はさらにこの右手に先ほどのスュレィマニエ・ジャーミィ、左手にトプカプ宮殿が連なって見えます
 イスタンブールのスケールの大きさを存分に味わえる場所です
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 市街一望2

 続いてボスポラス海峡側を見渡す
 海の向こう側にはアジアサイドのイスタンブールが見える
 
 1つの都市が海を挟んで二分されているのは非常に珍しい
 「アジアとヨーロッパの分岐点」,「東西文化が出会う場所」などとして、しばしば引き合いに出されたりもする
 
 歴史的にも非常に重要な地位を占め、古くから政治・経済・文化の主要拠点として名を馳せた都市である
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 トルキッシュコーヒー

 ガラタ塔頂上にはカフェもあります
 窓際の席でゆっくりお茶しながら市街の景色を楽しむことができます
 
 ここまで歩き詰めだったので、休憩ついでにトルキッシュコーヒーを注文
 アラビア風コーヒーはコーヒー粉を直接煮出し、その上澄みをカップに注いで作ります
 そのため、少しジャリっとした砂っぽい独特な舌触りがする
 
 普通のインスタントコーヒーが飲みたい場合は、「ネスカフェ」と注文する
 商品の固有名称がそのまま一般名称になってしまってます
 
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 夜のモスク

 夕食の帰り道、近くまで来ていたのでスュレィマニエ・ジャーミィへ再び立ち寄った
 ライトアップされて夜空に鮮やかに浮かび上がり、とても幻想的です
 照明のおかげで、建物の凹凸が一層強調され、モスクの立体感が昼間に比べて段違いに感じられます
 
 この後は午前中にチケットを購入したバスターミナルへと向かう
 イスタンブールとはここで一旦お別れです
 
 次は夜行でカッパドキアを目指します!
 撮影者:Km
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