+ Day 1  ( コム 〜 カーシャーン 〜 エスファハーン )


 出発

 またまた中東にやってきました!
 今回の旅の舞台はイラン
 
 エスファハンへ向けていきなりロングドライブです
 折角なので、途中でコム、カーシャーンに寄る予定
 
 総移動距離5000kmオーバーの長い旅路の始まりです!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:60mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 碧空

 都市部を抜ければ、あたりは一面の荒野が続くのみ
 突き抜けるような青空の下、車は快調に飛ばしていきます
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 白銀

 途中、真っ白な海に出くわす
 なんと巨大な塩湖だそうな
 でかいです!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:60mm,速度:1/400秒 - F/10,露出補正:0EV,感度:ISO 100
 retouched by Adobe Photoshop 5.5


 到着

 1時間半くらい走ったところで街が見えてくる
 最初の目的地コムにようやく到着
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:24mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100
 retouched by Adobe Photoshop 5.5


 漂流

 駐車できるスペースが全然見つからない
 行きたかったモスクはとうに通り過ぎてしまった
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 漂着

 1〜2kmほど走ったところで、ようやく駐車スペースを見つけられた
 写真のような感じで、延々と車が並んでいる
 イランの車事情を舐めてました
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/350秒 - F/10,露出補正:0EV,感度:ISO 100




 徒歩

 目的のモスクがある場所まで、今度は歩いて引き返します
 アラビックな模様で飾られた建物を見ると、あーイスラム圏に来たなーって気持ちが込み上がってきます!
 
 左の男性が今回のドライバーのホメットさん
 街中を案内しつつモスクまで連れてってもらいました
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/180秒 - F/7.1,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 街並

 小さなモスクが道路の傍らにさりげなく建っている
 当然、現地の人には当たり前の光景なので、見向きもされません
 これこれ!この非日常的な日常風景が最高です!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/250秒 - F/8,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 新造

 現在建築中のモスク
 イランでは新たなモスクが日々産声を上げている
 そのうち、街中全て埋め尽くされてしまうんじゃないだろうか・・・
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 威風

 ちょっと引いて全景を撮影
 青い空と本当に良くマッチします
 
 建設中ながら、堂々とした風格がすでにある
 きっと将来は沢山の人々が訪れる名所として賑わっているんだろうなぁ
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/350秒 - F/10,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *
 retouched by Adobe Photoshop 5.5




 活気

 広場前に軒を連ねる商店街
 店頭はどこも地元の人たちで賑わっている
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/160秒 - F/6.3,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 聖域

 聖地コムの中心地、ハズラテ・マアスーメが見えてきた
 金色のドームがすごく特徴的
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 黄金冠

 ハズラテ・マアスーメ入口正面。黄金のモスクが目の前まで迫る
 入口で「お前はムスリムか?」と聞かれ、残念ながらこれより中に入ることは許可されなかった
 
 ドライバーのおっちゃんが頑張って守衛の人と交渉してくれてたみたいだがやはり覆らず
 「力になれなくて申し訳ない。俺もこういう排他的なのは好きじゃないんだが・・・」とかえって畏まらせてしまった。こちらこそ申し訳ない
 まあ、その土地のルールを余所者がどうこう言うわけにはいかないですからね
 歩き方にも入場不可と書かれていたので、覚悟はできていました
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:70mm,速度:1/250秒 - F/8,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 幾何学美

 入口上部の複雑怪奇な3次元デザイン。イスラム建築の真骨頂ですね
 良く見ると、幾つかの単純な立体構造の組み合わせからなることに気付きます
 幾何学を駆使した美麗な演出には、イスラム諸国を旅する度に衝撃を受けてしまいます!
 中に入ることはNGだったが、入口前で好き勝手に写真を撮っている分には何も咎められませんでした
 
 それにしても、このモスクのモザイクはかなり気合が入っています
 イランを一巡りして見てきた中でも、一番緻密で綺麗だったかもしれません
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:70mm,速度:1/250秒 - F/8,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 モザイク1

 ↑↑画像の一部拡大 なんだこの異様な凝りようは!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:70mm,速度:1/250秒 - F/8,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 モザイク2

 細部に至るまでみっちり描き込まれてる!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:70mm,速度:1/250秒 - F/8,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 モザイク3

 細かなアレンジが各所に散りばめられていて、いつまで見ていても飽きません
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:70mm,速度:1/250秒 - F/8,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 モザイク4

 本当に芸の細かい仕事です。 溜息が出る美しさ!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:70mm,速度:1/250秒 - F/8,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *




 工房

 モスクに併設されていたパン工房
 イラン人の主食の一つであるナンを焼いてます。イランを旅する間、これを見ない日は無いです
 入口ではナンを買い求めにきた地元の人たちが列をなし、焼き上がるのを今かと待っている
 できた端から飛ぶように売れていきます
 
 ホメット氏が「中を見せてやるからついてこい」と言って列をかき分け店の奥へと進んで行く
 「こいつらに見せてやってくれ」みたいな感じで従業員に話を通してくれた
 こういうときは現地の人がいるとやはり心強い
 
 + + + + +
 
 露出時間をそこそこ長くしたのでかなり明るく写せてますが、
 本当はかなり薄暗く、窯の中が煌々と照り輝く印象的な空間です
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:24mm,速度:1/6秒 - F/3.8,露出補正:0EV,感度:ISO 400


 工房2

 部屋はかなりの熱気です!
 窯の中ではナンが良い感じに焼けてきている。窯は意外と奥行きがあって広い
 イランのナンには分厚いのと薄っぺらいのと2種類あるのだが、これは分厚い方でバルバリという
 敷き詰められた石の上でナンを焼くので、独特の焦げ目が付く

 + + + + +
 
 シャッタースピードが上げられなかったせいで、人はブレちゃってますね
 最新の高感度カメラを買ってきたKは余裕で撮ってた。うーん、羨ましい・・
 
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/6秒 - F/3.5,露出補正:0EV,感度:ISO 400


 召しませ!

 ドライバーのホメット氏
 「食べてみるか?ちょっとそこで待ってろ」といって列に並んでバルバリを買ってきてくれた
 文字通り焼きたてなので、本当に熱々です!
 
 デンプン質独特の甘みがあって非常に美味しかったです。もちもちした食感もグッド。やはり出来立てが一番ですね!
 来た道をナンを食べつつ戻り、再び自動車で次の街を目指します
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/350秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 +   +   +   +   + 


 地龍

 龍の背びれが延々と続いているような地形
 何かの遺跡かと思ったが、どうやら自然の悪戯のようだ
 
 イランは見ごたえのある雄大な地形が多く、長時間の車旅も楽しく乗り切れます
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:50mm,速度:1/350秒 - F/10,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 到着2

 コムを出たあと1時間くらい車に揺られて、次の町カーシャーンに到着
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 カーシャーン

 コムにくらべてのどかで落ち着いた雰囲気が漂う町です
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:36mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 カーシャーン2

 日干しレンガを積み上げた壁が特徴的な民家が続きます
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:26mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 土の遺跡

 少し歩くと、古墳のような遺跡が見えてきた
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 乾土のピラミッド

 日干し煉瓦で造られたジッグラトのテペ ・シアルク
 なんと紀元前5500年、つまり 7500年前の遺物です!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 朽ち往く栄華

 表面の劣化が激しい。さすがに数千年もの時の流れは伊達じゃない
 いろいろ調べてみたのですが、なかなか思うように修復や発掘調査が進められていないようですね・・
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:34mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 時を越えて

 テペ ・シアルクで発掘された7500年前の人骨
 10歳の少女で死因は天井の崩落だそうだ
 
 気の遠くなるような時の果てで、こうしてまた人目に触れることになろうとは夢にも思ってなかっただろう
 こういう時間を超越した巡り合わせにはロマンを感じさせられますねぇ・・・
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/45秒 - F/3.5,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 眺望

 遺跡の上から町を望む
 丘の上にあるので、町一帯が見渡せます
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/500秒 - F/11,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 博物館

 入口脇には小さな博物館も併設されていて、出土した土器などを見ることができます
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:20mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 +   +   +   +   + 


 土壁

 シアルク遺跡の次に、フィーン庭園を訪れました
 水と緑で有名な庭園ですが、写真のような土の城壁でぐるりと取り囲まれており、
 入園料を支払って中に入らないとその美しい光景は見られない
 ただ、他国に比べてイランの施設の入場料はどこも安く(50〜100円程度)、特に出し渋る必要は無いでしょう
 
 テペ ・シアルクから車で5分程のところで、歩いてもいけると思います
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/160秒 - F/6.3,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 水の園

 アッバース1世がこよなく愛したというフィーン庭園
 城壁をくぐると、殺風景だった景観が華やかな別世界へとがらりと変わる
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/125秒 - F/5.6,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 観光客

 ここは地元の観光客で凄く賑わっていました
 特に学生の集団が多かったです。おそらく地元の学校でも定番の遠足スポットなんでしょうね
 
 東洋人が珍しいのか、学生たちからはかなり注目を集められます
 特に小学生くらいのチビッコに取り囲まれると、次々と仲間が集まってきて大変なことに
 ウチらなんぞ見ずに、庭園を見ろよとツッコミたくなる
 
 ただこの好奇心旺盛さはここに限ったものでなく、イラン全土共通のものだとその後の旅を通じて認識することになります・・・
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:112mm,速度:1/30秒 - F/5.3,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 満ちたる豊潤

 水辺には特に人が集まってきます
 そういえばイランに来てから初めて潤沢な水を見たかもしれない
 滾々と湧き出でる水をこれほど豊かで恵まれたものだと思ったことはかつて無かった
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/100秒 - F/5,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 子供たち

 壁沿いにあるハマム入口では、大量の小学生が入場待ちをしていた
 どこの国も、子供たちは元気で賑やかです
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:55mm,速度:1/40秒 - F/4.8,露出補正:0EV,感度:ISO 100




 離宮

 離れの建物にはコインを投げ入れると願いが叶うという幸運の池がある
 ここも常に人だかりができている
 
 池も素敵ですが、天井の装飾がまた綺麗なのです!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/80秒 - F/4.5,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 天の華

 真下には幸運の池に集まったたくさんの人がいるため、ちょっと横から撮影
 イスラムの国々では、ドーム型の天井があればまず何かしらの装飾が施されています
 ここも例外でなく、色鮮やかなデザインで見上げる人を魅了します
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:24mm,速度:1/60秒 - F/3.8,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 溶け合う文化

 陶器のような白地に淡い青墨で人や動物のイラストが描かれている
 トルコやシリアではあまり見られなかったデザイン手法です
 やはり中国など東国の影響を受けているのでしょうか
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:55mm,速度:1/40秒 - F/4.8,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 天の華2

 隣のドームもやはり鮮やかな装飾画が描かれている
 こちらはまだ描きかけ(修復途中?)ですね
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:55mm,速度:1/40秒 - F/4.8,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 数理の庭園

 鮮やかなグリーンの芝生が生い茂った区画もあります
 その周囲を整然と杉の樹が立ち並んでいる
 縦横高さ全てが平行直角で綺麗に整えられた、計算しつくされた造園術です
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/90秒 - F/5,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 数理の庭園2

 脇の水路もシンメトリーな幾何学構造をなしている
 モスクやドームのデザインといい、非常に数学的・理論的な思考や感覚に基づき物事が決められていることが見て分かる
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:22mm,速度:1/180秒 - F/5.6,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 路地裏

 庭園を後にして、次の場所へ向かいます
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:28mm,速度:1/125秒 - F/5.6,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 +   +   +   +   + 


 グランド・テラ

 市街地を抜けると、雄大な大地が再び楽しませてくれます
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:48mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 集落

 土製の家が数多く立ち並ぶ
 見た感じ凄く蒸しそうですが、実際はどうなんだろう・・
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:82mm,速度:1/200秒 - F/7.1,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 信仰の聖廟

 エスファハーンへ向かう前にもう一箇所ということで、小高い丘の上にある霊廟に連れて行ってもらった
 丘の上が平たくならされていて、その中央にコテージのような小さな廟がぽつんと建つのみだが、それでも神聖な雰囲気が伝わってくる
 
 霊廟の中には、中央に聖人の棺が置かれており、額や口を押し当てて熱心にお祈りをしている人がいた
 内部の壁は、細かなパーツに分けられた鏡がモザイク状に組み合わされ、全面が鏡張りになっている
 鏡はそれぞれ微妙な傾斜がつけられていて、キラキラと乱反射を繰り返し、非常に神秘的な雰囲気を創り出している
 まるで異空間に迷い込んだような錯覚を覚えます
 
 建物の周囲でたむろしているお祈りを捧げにきた(?)地元の人たちがお菓子を振舞ってくれました
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/180秒 - F/7.1,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 信仰の聖廟2

 これまでに見たタマネギ型ではなく、トンガリ帽子のような錘状の屋根です
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/320秒 - F/9,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 信仰の聖廟3

 ここの壁もやはり緻密なデザインで飾られています
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:42mm,速度:1/400秒 - F/10,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 信仰の聖廟4

 小さな建物ですが、幾何学構造もあります
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:70mm,速度:1/125秒 - F/5.6,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 ラストスパート

 今日の最終目的地エスファハーンへ向かう
 日も傾いてきて、いよいよ1日目の旅の終わりが近づいてきていることを予感させる
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/500秒 - F/5.6,露出補正:0EV,感度:ISO 100 *


 +   +   +   +   + 


 終着

 カーシャーンからさらに2時間かけてエスファハーンに到着
 ドライバーとは今日の宿まで送ってもらったところで別れました
 
 Abbasi Hotelというかなり有名な高級ホテルです
 折角エスファハーンへ来たからにはここでしょう!ということで、ここはあまり悩まず決めてました
 
 日本からメールで予約していたので余裕だね!と思っていたら、なんとキャンセル扱いされていて予約は取れてなかった・・・
 「ダブルチェックされなかったので無効になった」みたいなこと言ってたんだけど、ダブルチェックって何だったんだろう?
 まだ空室があったようで、とりあえずその場で部屋を確保できました。危ない危ない。
 けど、シリアの時で慣らされたせいか、あまり動揺はしなかったです
 
 エスファハーンではこちらのホテルに3泊します
 今回の旅で唯一の連泊となる。これからの強行スケジュールに向けて、ここでコンディションを整えなければ!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/45秒 - F/3.5,露出補正:-0.7EV,感度:ISO 400


 隔絶庭園

 フロントがある本館を抜けると中庭に出ます
 ホテルの建物がぐるりと取り囲んでいて、中庭は外からは完全に切り離されている
 いわゆる、一般的なイスラムの建築様式ですね
 
 ただ、他のホテルとくらべて敷地、特に中庭が飛びぬけて広いです。そして綺麗です!
 文字通り別世界に足を踏み入れたような不思議な感覚を覚えます
 
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/20秒 - F/3.5,露出補正:-0.7EV,感度:ISO 400


 隔絶庭園2

 反対の建物まで水路が走り、途中には橋もかけられてます
 水路や池もイラン建築には切っても切れない重要な要素です
 
 中庭の各所にはテーブルとソファが配置されており、ドリンクや軽食を採ることができる
 市内散策に疲れたらふらりと立ち寄って休憩するなど、我々も滞在期間中に幾度となくお世話になりました
 ソファに深々と腰を掛け、熱々のチャイをのんびりすすっていると、先日までいた日本がひどく遠くに感じられます
 
 夜は水路の噴水がカラフルにライトアップされ、非常に幻想的な雰囲気を作り上げてくれる
 建物の背後では隣接するチャハール・バーグ神学校の巨大なドームが強烈な存在感を放っている
 閉ざされた空間にいながら、ここがイスラム世界であることを認識させてくれます
 
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/50秒 - F/3.5,露出補正:-0.7EV,感度:ISO 400




 物見高なナイトウォーク

 折角の異国の夜をこのまま終わらすのは勿体無い!
 ということで、例によって夜の街中に繰り出します
 
 時刻はちょうど午後8時
 大都市エスファハーンはまだまだ賑やかです
 
 夜の喧騒を楽しみつつ、街のシンボルになっているスィー・オ・セ橋を目指すことにする
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/60秒 - F/4,露出補正:-0.7EV,感度:ISO 400 *


 物見高なナイトウォーク2

 道路は引切り無しに自動車が走っていて、慣れるまでは対岸へ渡るのも一苦労します
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/15秒 - F/3.5,露出補正:0EV,感度:ISO 400 *


 物見高なナイトウォーク3

 スィー・オ・セ橋に到着。ホテルからゆっくり歩いて15分くらいです
 橋といいつつも、水は完全に干上がってしまっており、下を歩いて向こう岸まで行くこともできてしまう
 聞くところによると、どうも今年は川の水が不足気味だそうだ
 
 橋の袂にはテーブルが並べられており、ゆっくりお茶をすることも可能なよう
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/4秒 - F/3.5,露出補正:0EV,感度:ISO 400 *


 物見高なナイトウォーク4

 自動車の通行は禁止されており、歩行者がゆっくりと橋を渡ることができる
 あちこちで地元の人たちが腰を下ろして雑談に花を咲かせている
 ここは単なる橋以上の役割を果たしているようだ
 
 頑丈なレンガ造りの橋で、街道を歩いているような感じ
 1602年、サファヴィー朝のアッバース1世の時代に造られている
 日本ではちょうど関ヶ原の合戦が行われているころですね
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1/4秒 - F/3.5,露出補正:-1.0EV,感度:ISO 400 *


 物見高なナイトウォーク5

 折角三脚を持ってきたので、長時間露光で撮影
 三脚立ててレリーズ引っ張ってカシャカシャやってると、さすがに横を通っていく現地の人たちから注目されました
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:10秒 - F/3.5,露出補正:+2.0EV,感度:ISO 200


 物見高なナイトウォーク6

 戻りは橋の下を歩いていくことにする
 赤熱灯が燈された橋のシルエットが何とも幻想的です
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:1.3秒 - F/3.5,露出補正:+1.3EV,感度:ISO 200 *


 物見高なナイトウォーク7

 今度は下流方向を長光撮影。無性に楽しい・・
 街の街灯が反射している部分に、水が若干残されています
 
 腹も減ってきたので、1時間くらいでホテルに戻りました
 明日から本格的にエスファハーン散策を開始します!
 Nikon D200
 Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
 焦点距離:18mm,速度:6秒 - F/3.5,露出補正:+1.3EV,感度:ISO 200




2日目に続く! >>




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