中庭の奥にある花壇も手入れが行き届いている 色とりどりの花が育てられていて、周りの明るさが増します 2日目は良い天気に恵まれました 今回の旅の中では、この日が一番天気が良かった気がします | |
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中東といえばやはりバラですね ちなみにイランの国花もバラです | |
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ホテルのレストランで朝食をとる 見ての通り超豪華な場所で、最初に入るときは緊張しました・・・ 中庭側の窓自体が少ないので、窓際の席は倍率高いです 私が来たときは3日間ともすでに埋まってしまってました | |
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朝食はバイキング形式。温かい料理もいっぱいある どれも美味しそうなので、つい大量に取ってしまう。食べすぎ注意 肉料理はスパイスのしっかり効いたアラビア風ですが、変なクセのある味では無い 朝からガンガンいけます 朝食をしっかり取って、体力をつけて散策にGO! | |
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ホテルの内装を少し紹介 ここは本館ロビーの真上に当たります 外国の高級ホテルとはベクトルの異なる豪華さがある なんと言うか、古風に満ちた懐かしい空気が一面に漂っている こういうレトロスペクティブな雰囲気は大好きです | |
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1−2階をつなぐ螺旋階段 | |
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反対側から見上げるとまた異なる印象を受けます 壁の縁や天井の装飾も非常に手が込んでいる 奥に見えるのがホテル玄関です | |
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中央ロビーにて さすがエスファハーンを代表するホテルだけあって素晴らしい造り 左手が玄関、右に進むと中庭、前方に見えるのがフロント、背後が螺旋階段です | |
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中庭にて 1日目とほぼ同じ場所での撮影だが、やはり昼と夜では印象が大きく変わりますね | |
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朝食を終え、いよいよ散策開始 歴史の授業でも習い、世界にその名を馳せた名都エスファハーン その街並みが目の前に広がり、自分の足でそこに立っているかと思うと興奮が収まらない まだ朝が早いからか、人はまばらでとても静かです といっても、すでに朝9時を回ってるんですけどね | |
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ホテルの中庭からも見えていたチャハール・バーグ神学校のドーム トルコ石調の綺麗なブルーのタイルが空の青さにすこぶる映えます 現在改修中のようです | |
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チャハール・バーグ神学校の正面入り口 どっしりとした門構えに圧倒されます 残念ながら中には入れませんでした | |
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入り口上部の幾何学構造も見事です 凹凸した三次元構造なので、見る角度により印象もがらりと変わる 首が痛くなるほど見入ってしまいます | |
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門の脇にあるモザイク画を拡大撮影 細かなタイルの張り合わせでできている こちらも遠くと近くで印象が変わり、見ていて楽しい | |
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距離をとって見てみると、細かな個々の模様は周囲の模様に埋もれて消えてしまう 逆に近くで見ているときには気付かなかった大きな模様が見えてくる うーん、万物の真理を見事に表しているように思う | |
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神学校と同じ通りに面しているバザールの入り口 こちらもまだ時間が早く開いていないっぽい また後で訪れることにして先に進む | |
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こちらの通りは西側に面しているので、陽が当たって明るくなるにはもう少し時間がかかりそう 右側の通りは、エスファハーンの中心を縦に貫くチャハール・バーゲ・バーイーン通り 街のメインストリートです | |
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バザールの先でメインストリートを外れ、細い道へ入る 公園を抜けてハシュト・ベヘシュト宮殿へ向かうことにする 右手にずっと続いている壁は先程のバザール建屋の外壁 日を遮る建物が無くなり、急に日差しがきつくなる 出勤途中のサラリーマン風の人や、ゆっくりと散歩する老人と時折すれ違うが、まだまだ人は少ない とてものどかな時間が流れています | |
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日が高くなるにつれ、気温もぐんぐん上昇してくる 日焼けと水分補給には常に気を付けたいところです 公園は非常に綺麗 ゴミの投棄とかもほとんど見かけない | |
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公園内には背の高いマツの木が綺麗に立ち並んでいる 木漏れ日を浴びつつの散策は非常に気持ち良い | |
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ハシュト・ベヘシュト宮殿に到着 裏手に出てしまいました 木々の中にひっそりと建つその佇まいは、どことなく物悲しさを感じる が、正面に回るとその印象はがらりと変わります | |
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宮殿の表側は公園になっていて、色鮮やかな花壇とプールのような噴水池がどーんと広がっている 大きな木の幹が花壇や歩道を無視して突き立っているが、これも正面から見ることでその意味が分かります | |
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正面から 手前の樹がアクセントになって良い感じです。立体感も増している 水面への映り込みもとても綺麗で絵になる! フィーン庭園といい、やはり計算された美しさを感じます | |
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建物は四隅の角が取られ八角形をしている | |
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朝はまだ物静かですが、昼前くらいになると多くの人で賑わってきます ベンチが満席になるのは当然で、周囲にある芝生の敷地もシートを広げた家族で一杯になる エスファハーンではこういった憩いの場がいたるところで見受けられます | |
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ハシュト・ベヘシュト宮殿を後にして次の目的地へ向かいます | |
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先程の公園の東に位置するオスターン・ダーリー通りを北に進んでます 建物の間から、エスファハーン最大のモスクであるマスジェデ・エマームのドームが垣間見える 不慣れな土地ではこういう分かりやすい目印を見つけられるとホッとしますね | |
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こちらの道を進めば先程のドームのあるエマーム広場に出る けどこちらを訪れるのはもうちょっと後になってから | |
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500mlのペットボトル水を1人2本ずつ購入 水は買えるときに買っておく。これが旅での鉄則です 昨日のドライバーにもらった1L水を飲み干してしまっていたので助かりました 他国に比べて、イランではペットボトルを購入できる場所が少なかったように思います そもそも水が綺麗で飲み水に困らないからか? | |
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パンやお菓子なんかも扱ってました 一緒に旅をしているKは道中のおやつ用にクッキーを何枚か買っていた | |
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こちらはナッツ類 他にも干し葡萄みたいな干物系や香辛料を扱っている店も良く見かけます | |
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次に訪れようとしていた装飾芸術博物館は、なんと休館日のため本日閉館 ・・・ また明日訪れることにして、次の(隣ですが)細密美術館に行くことにする このとき初めて今日が金曜日だということに気付かされた 金曜はいろいろと休みになるところが多いので要注意です(全くの無警戒でした) #意識していたわけではなく偶然だけど、2日間の滞在にしていて良かった ・・・ #そして1日滞在の訪問場所が金曜以外で良かった(これも偶然) ・・・と思ったらこちらも閉館中だった(再度訪れた際に守衛の人がいて、現在改装中だと教えられた) 仕方ないので、次の(そのまた隣なだけですが)チェヘル・ソトゥーン庭園博物館を目指すことにする | |
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ちょっと殺風景なチェヘル・ソトゥーン庭園博物館入口 こちらは普通に開館してました。よかったよかった | |
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入口のゲートを潜ると、美しい庭園が開けて見える ゲートはわざわざ二度直角に折り返すようなクランク状に作られているので、入口の手前からは見えないようになっている 所定のベストポジションに来て初めて目に映るため、心の準備無くその光景を目の当たりにすることになる これも心理的な効果を計算に入れて狙って造られたものなのだろう | |
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チェヘル・ソトゥーンとは「40本の柱」という意味だそう しかし実際に存在する柱は20本(各列3−3−4−4−3−3本) つまり池に映り込んだ柱もカウントした数になっている なんとも粋なネーミングです | |
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池の四隅には奇妙な石像が立っている どうやら口から水が出る噴水のようです | |
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さっき通った入口から女学生の一団が続々と入ってきた フィーン庭園でもそうだったが、名所には地元の学生も沢山やってきている そして油断すると速攻で囲まれて写真を撮られまくります | |
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1647年にアッバース2世によって建てられたそうだが、長年の重みに耐えかねてか屋根がぐにゃりと歪んでしまっている さらに雨水の影響でところどころに染みも出てきている。なんとか上手いこと修復されると良いのですが ・・・ | |
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木製の柱はかなりの年季が入っており歴史と趣きを感じさせられる 重厚な屋根に比べるとかなり細身で、心なしか柱の悲鳴が聞こえてくるようだ | |
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宮殿の内側から見る景色もまた別の味わいがある 柱で切り取られた樹々の緑が印象的です | |
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玉座の間へ通じる中央部分は鏡張りでキラキラです ここら辺のセンスはやはりイスラム独特ですね | |
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博物館と言うだけに展示品もあります ただし点数はそれほど多くないのですぐに見て回れます これはサファヴィー朝時代のガラス製涙壺 | |
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こちらは真鍮製のアストロラーベ 適当な日本語訳が見つからなかったけど、古代の天文観測儀のようなものらしい 真鍮盤のほうにはペルシア文字がびっしりと彫り込まれてます 星座早見盤かと思ってたが、どうやらもう少し高等なもののようだ | |
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庭園博物館を後にして、朝通った道とは若干異なる道を選びながら引き返す 写真は朝通ったチャハール・バーゲ・バーイーン通りの中央分離帯です。現在南下中 午後はエスファハーン南地区と拝火神殿跡のアーテシュガーを攻略する予定 | |
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