・旅の軌跡

 シリア
 
 + 移動経路

 ダマスカス  タドモール(パルミラ)
 タドモール  ラサファ  カラート・ジャーバル  アレッポ
 アレッポ  ハマ  ホムス  クラック・デ・シュヴァリエ  マアルーラ  ダマスカス
 ダマスカス  ボスラ  (国境)  To ヨルダン
 

 + 宿泊地

 タドモール:1泊
 アレッポ :2泊
 ダマスカス:2泊
 

 + 移動距離

 ダマスカス  タドモール: 220[km]
 タドモール  アレッポ : 460[km]
 アレッポ   ダマスカス: 440[km]
 ダマスカス  国境   : 190[km]
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 小計           :1310[km]

 ヨルダン
 
 + 移動経路

 From シリア  (国境)  ジェラシュ  アンマン
 アンマン  ザルカ  アズラック(サラ・ハマーム,アムラ,ハラナ)  アンマン
 アンマン  死海  アンマン
 アンマン  ぺトラ  アンマン
 

 + 宿泊地

 アンマン:3泊 + 1泊
 ぺトラ :1泊
 

 + 移動距離

 国境     アンマン : 100[km]
 アンマン   アズラック: 210[km] (往復)
 アンマン   死海   : 130[km] (往復)
 アンマン   ぺトラ  : 580[km] (往復)
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 小計           :1020[km]


・日程

 2007.04.26 〜 2007.05.08


・アクセス

 往:セントレア  ドバイ(UAE)  ダマスカス
 復:アンマン   ドバイ(UAE)  セントレア

 EK315(エミレーツ航空):名古屋 (4/26 22:45)  ドバイ  (4/27 04:45)
 EK911(エミレーツ航空):ドバイ (4/27 07:15)  ダマスカス(4/27 09:30)
 EK904(エミレーツ航空):アンマン(5/ 7 17:30)  ドバイ  (5/ 7 21:15)
 EK314(エミレーツ航空):ドバイ (5/ 8 02:50)  名古屋  (5/ 8 17:40)


・準備物

 ビザ  : シリア (Single)
 カメラ : Nikon D200
 レンズ : Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
     : Nikon AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D
     : SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
 CF  : Transcend 4GB ×5
 三脚  : Velbon El Carmagne 445
 本   : 地球の歩き方 ヨルダン,シリア,レバノン (E04) ('04〜'05版)



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< 予習編 >

・どこにあるの?





・シリアについて

 正式国名 : シリア・アラブ共和国 (Syrian Arab Republic)
 首都   : ダマスカス
 公用語  : アラビア語
 宗教   : イスラム教 (85%), キリスト教 (13%), その他
 通貨   : シリアン・ポンド (SP)
 レート  : 1SP = 2.3円 (旅行時)


・ヨルダンについて

 正式国名 : ヨルダン・ハシミテ王国 (Hashemite Kingdom of Jordan)
 首都   : アンマン
 公用語  : アラビア語
 宗教   : イスラム教 (92%), キリスト教 (6%), その他
 通貨   : ヨルダン・ディナール (JD)
 レート  : 1JD = 167.2円 (旅行時)



・目的地の選定

 最大の目的地は何といってもヨルダンの「ペトラ遺跡」
 映画「インディ・ジョーンズ / 最後の聖戦」で知って以来、いつか行ってやろうと想いを馳せていた地
 幼いころ 『世の中にこんな場所が実際にあるなんて!』 と感動したのを今でも覚えている


 エル・ハズネ @ペトラ遺跡

 旅の最終目的地。 長年夢見てきたところ!
 
 さすがに映画で見たエル・ハズネ内部は架空のものでした
 隠し部屋や凶悪なトラップなどはありませんよ
 
 詳しくは本章にて!
 Nikon D200
 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
 焦点距離:11.5mm,速度:1/100秒 - F/5,露出補正:0EV,感度:ISO 100


 旅程はペトラを軸にその周囲を繋げる方向で検討することに
 まず候補に挙がったのが、水面に浮かびながら新聞読んでいる構図で有名な「死海」
 ペトラ行きを考えるまではまさか訪れることができるとは予想もしていなかった・・・
 死海は知名度も高くネタ的にも申し分なし
 次に南方にある「ワディ・ラム」 こちらは映画「アラビアのロレンス」のロケ地となっている
 また折角中東へ行くのだからということでその周囲を見渡すとシリア,レバノンなどの魅力的な国もある
 シリアはメソポタミア文明発祥であるユーフラテス川や歴史に度々登場する古都ダマスカスを擁している
 レバノンにはその国旗にもなっている樹齢1000年を軽く超えるレバノン杉がある
 またどちらも魅力的な世界遺産を数多く保有している
 
 ヨルダン1国では時間を相当余らせてしまいそうなので2国を攻める方向で調整することに
 しかし2国渡り歩くとなると途端に時間が足りなくなってくる・・・
 日程の都合で残念ながらレバノン行きは早い段階で諦めた
 ルート的にもダマスカス→ヨルダン、もしくはヨルダン→ダマスカスがスムーズに行けそうに思える
 かなり悩んだのがアカバ→ワディ・ラムのコース
 ペトラへ行くこともあり、かなり接近するので何とか旅程に盛り込もうとした
 しかしワディ・ラム行きを入れるとどうしても日程的に足が出てしまう・・・
 アカバやアレッポから出ている国内便を利用して何とか時間を稼ごうとも試みたけど、手ごろな便が見つからなかった
 結局最終的にはワディ・ラムを諦め、シリア国内をじっくり周るルートを構築することにした
 "月の砂漠"を体験できなかったのは残念だけど、シリアに時間を割いたことは結果的には正解だったと思っている
 ただ後になって思ったことだが、アンマン→マダバはどこかに入れることができた可能性が高い。 ちょっと失敗した
 
 大まかな目的地が出揃ったところで、もう少し詳細な移動経路を組み立てることに
 シリアは目的地間が主要道路で繋がっていそうだったので、一筆書きでグルッと巡るようにする
 ヨルダンは目的地どうしの繋がりが無さそうで、またちょうど中心にアンマンが位置していたので、
 アンマンを拠点として各地を訪れることにした
 
 あとはスタートとゴールだが、これはダマスカス(スタート)→ヨルダン(ゴール)の順で即決だった
 やはりペトラは旅のクライマックスでしょう!ということで、一番最後に持ってきた
 まあ順当かとは思うけど、ペトラを最後にしたのは間違いなく正解だったと思う
 それくらいこの遺跡のインパクトは大きいです
 
 旅の流れはこれで粗方整った
 これ以上の詳細なルートは考えたところで所詮机上の空論に終わるものだということはこれまでの経験で理解していたので、ここで思考終了
 各夜にどの街に到達していなくてはいけないかだけを一応考えておき、あとは現地で臨機応変に(意訳:適当に)対応することにする
 
 宿は日本から押さえられるものは押さえてしまう
 基本的には現地で調達するほうが確実に安上がりなんだけど、貴重な時間を無駄にはできないので限られた日程の旅では割切ってしまうのが吉
 とりあえず全日程の滞在先をネットや歩き方で決め、予約のメールを出して終了 (実際にはその後いろいろ起こってしまうわけですが・・・)





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